導入事例

CaseStudy

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メーカーと指定管理者、2つの顔で実現した効率的かつ大胆なリニューアル。
地域特性を活かし、更なる付加価値を持った施設へ。

長野県 某市営自転車駐車場

業種 自治体
活用場所 自転車駐車場

およそ30年の歴史のある市営自転車駐車場の全面リニューアルを行いました。当初は他社製のゲートシステムと上段引き出し式の2段ラックによる運用をされておりましたが、施設全体の老朽化や、運用面での改善を希望する利用者の声も多々あり、弊社の提案をきっかけにリニューアルプランを進めて頂く運びとなりました。ゲート通行時のトラブルの要因となっていた、磁気カードによる運用を廃止し、オリジナルデザインの非接触型ICカード対応のサイクルンゲートを導入。これまで問題となっていたカード詰まりのトラブルや不正通行等もなくなり、安心安全かつ素早い処理能力を実現しております。こちらの現場は、総契約者数が2,000名を超える大型駐輪場で、利用者の7割以上は高校生による逆利用という特徴があります。毎朝、駐輪場へ自転車を取りにいき、通学時間に合わせて一斉にゲートを通過する高校生の朝ラッシュが一番の見どころとなりますが、このようなシチュエーションこそサイクルンゲートの本領発揮です。1分あたり最大12台の処理を可能とする独自の機構で、利用者にストレスを与えないスムーズな運用を行っております。2段ラックについては、旧式の上段引き出し式を撤去後、弊社の垂直昇降式2段ラックを導入しました。旧式ラックでは「動作が重く使いづらい上段は男子学生」、「下段は女子学生」というルールのもと運用されていましたが、同料金を支払っているにも関わらず、男女で平等ではないというご意見も頂戴していたことから垂直昇降式2段ラックを選定され、上段利用も快適な環境を整備。煩わしいルールを撤廃しただけでなく、配置レイアウトを見直すことで収容効率も2052台→2237台へ大幅にアップ。実際に施工するメーカーの顔に加え、指定管理者も弊社であることから、運用を継続しながらの大幅改修工事を実現し、利用者の皆様に協力も頂きつつ事故やクレームのないリニューアル工事として成功を納めました。周辺にある2カ所の自転車駐車場にもサイクルンゲートやスライド式ラックを導入し運用面を強化。市の施設として初となる交通系ICカードによる決済にも対応することで、「付加価値のある、より良い自転車環境の整備」をテーマに変貌を遂げた大きな事例となりました。

  • 市内の公共施設初となる交通系ICカード決済に対応したサイクルンゲート。お子様からご高齢の方まで幅広い年齢層に愛される自転車だからこそ、将来を見据えた便利な環境を構築。

    市内の公共施設初となる交通系ICカード決済に対応したサイクルンゲート。お子様からご高齢の方まで幅広い年齢層に愛される自転車だからこそ、将来を見据えた便利な環境を構築。

  • 上段、下段ともに使いやすく、収容効率の高い垂直昇降式2段ラック。上段を定位置に戻し忘れることのないようオートリターン機能を搭載しているほか、どこまでも安全を追求し、急な跳ね上がりを防止するソフトストップ機能も標準装備。

    上段、下段ともに使いやすく、収容効率の高い垂直昇降式2段ラック。上段を定位置に戻し忘れることのないようオートリターン機能を搭載しているほか、どこまでも安全を追求し、急な跳ね上がりを防止するソフトストップ機能も標準装備。

  • 毎朝、駐輪場から学校へ向かうたくさんの高校生たち。逆利用が中心の地域であることから、朝のゲート出庫ラッシュはこちらの現場の名物であり、最速処理を実現しているサイクルンゲートの本領発揮ともいえる環境。

    毎朝、駐輪場から学校へ向かうたくさんの高校生たち。逆利用が中心の地域であることから、朝のゲート出庫ラッシュはこちらの現場の名物であり、最速処理を実現しているサイクルンゲートの本領発揮ともいえる環境。